近畿学生野球春季リーグ第2節1回戦、神戸大-阪大が4月12日に南港中央野球場で行われた。神戸大は序盤に打線が爆発した。エース齊藤(発達・4年)が大量リードを守り、9-0で7回コールド勝ち。今季リーグ戦初勝利を決めた。【4月12日 神戸大NEWS NET=UNN】?
エースの右腕が神戸大に初勝利をもたらせた。「齊藤の好投に尽きる」。中村監督も笑顔だ。
前回の登板では大教大にまさかの敗戦を喫した齊藤。「チームを状態的にも悪くさせてしまった」。その後、神戸大は大教大に2連敗。勝ち点を奪われた。
オープン戦から納得のいく投球ができないまま、リーグ戦に臨んだ。「チーム(の流れ)をいい方に向かせたかった」。この日、齊藤は自分がつくった悪い流れを自分の手で消し去った。
試合序盤は本来の投球ができなかった。体のキレがよくない。それでも、「4、5回は投げてて納得いった」と齊藤。徐々に持ち味の変化球が決まりはじめる。7回こそ福井(経営・2年)にマウンドを譲ったが、結果的に阪大を6回2安打無失点に抑えた。「齊藤がしっかり投げれば勝てる」(中村監督)。打線もエースを大量得点でしっかり援護。福井も無失点で救援し、神戸大は9-0で7回コールド勝ちを収めた。
「きっちりやって気迫で勝っていく」と中村監督。奈産大と阪南大を意識し過ぎたあまり、目の前の大教大戦を落とした反省がある。神戸大は一戦必勝の構えで阪大との2回戦に臨む決意だ。
●近畿学生春季リーグ第2節1回戦(4月12日・南港中央野球場)
阪 大 000 000 0=0
神戸大 315 000 =9
【阪 大】●渡部、山口-久保
【神戸大】○齊藤、福井-河嶋
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