PUMA CUP 2007 第12回全日本フットサル選手権大会のグループ予選、神戸大学フットサル部FORCA-JOY FUTSAL CLUB KIMURA SPORTSの試合が1月27日、舞洲アリーナで行われた。FORCAは3-2で勝利したが、総合勝ち点の差で決勝トーナメント進出を果たすことはできなかった。【1月27日 神戸大NEWS NET=UNN】
この大会の主催は日本サッカー協会。全国から選出された強豪20チームが5つのブロックにわかれてリーグ戦を行い、それぞれのブロック1位と、全ブロックの2位チームから成績上位3チームが決勝トーナメントに進む。
2006年度西日本大学フットサル選手権優勝により、この大会出場を決めた神戸大学フットサル部FORCA(以下FORCA)。4年生にはこれが最後の大会となる。しかしこの日の最終戦を前に成績は1敗1分けで勝ち点1と、予選突破の可能性を得るには勝つしかない状況。相手も決勝トーナメント進出には勝利が絶対条件であるため、双方にとって非常に重要な試合になった。
FORCAは試合開始直後から積極的にシュートを放つ。相手のカウンター攻撃にもゴールを守る井上(経済・3年)が好セーブを連発し、チームの士気を高める。開始8分に先制し、その後も相手の反撃を体を張って守り続けるFORCAだったが前半終了間際、ついに同点に追いつかれる。その流れのまま後半開始直後には勝ち越しを許し、チーム全体に重たい空気が流れ始めた。
このムードを打ち破ったのが、「あきらめないことと、自分を信じることがプレーに出ていた」と井上主将も話す4年生の鴨と山本(ともに経済)。後半11分に鴨が起死回生の同点ゴールを叩きこみ流れを引き寄せると、残り3分を切り全員攻撃を仕掛けた相手の無人ゴールに、山本が自陣ゴール手前からロングシュートを決め一気に逆転に成功。このリードを守りきったFORCAが劇的な勝利をおさめ、ブロック2位で予選を終えた。
しかしこの後行われた他ブロックの試合結果により、FORCAは予選で姿を消すことに。同時に4年生は引退を迎えることとなったが、「(来年は)これからのFORCAにとってとても大事な年。今年以上の成績を残せるよう頑張っていかないと」と井上主将は新チームへの思いを話した。
●第12回全日本フットサル選手権大会ブロック予選(1月27日・舞洲アリーナ)
(前・後半プレイングタイム15分)
FORCA 3 1-1 2 JOY FC
2-1
【FORCA】赤本、鴨、山本
【JOY FC】成田、大谷(純)
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