阪神大震災で亡くなった竸基弘さん(当時=自然科学研究科博士前期課程・1年)の遺族が16日、基弘さんの仲間と居酒屋「現吉」で今年も集まった。 【1月16日 神戸大NEWS NET=UNN】?
集まった遺族と仲間たちは「お久しぶりです。お元気で」という挨拶から始まり、乾杯をして再会を喜んだ。基弘さんと共に、現吉でアルバイトをしていた女性(当時短大2年)は「最近は近況報告が多くなった」と話し、ふとした時に基弘さんのことを思い出すという。生前基弘さんは「僕は自分自身に悔いはない」と話すほど、研究の傍らアルバイトや子ども会のボランティアもこなし充実した日々を過ごしていた。父の竸和巳さんは「超人的だ」と話し、「よう頑張ったなぁ」と目を潤ませた。そして現役神戸大生に向けて「人生を一瞬一瞬大事にして、精一杯生きて欲しい。悔いのないように」と訴えた。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。