神戸大演劇研究会はちの巣座の新歓公演「幻想レクイエム」(作・演出:三山大喜)が4月26日、千秋楽を迎えた。今回の公演は六甲台講堂で23日からの4日間にわたって行われ、新入生ら150人以上が鑑賞した。【4月27日 神戸大NEWS NET=UNN】
空き缶を拾うと、そこは陽気なピエロのいる奇妙な世界。主人公古賀透は空想でできた夢のテーマパークに迷い込んだ。 「地獄」のステージでは、いつのまにかジャミーいう敵を戦うことに。まさにコースターのような急展開で彼を倒したかと思えば次は「煉獄」。そこにいたのはモーツァルト。彼は本物なのかとう疑問のなか幻想のコーヒーカップが回りだす。最後の「天国」には幼馴染の結衣が。これも幻想。透はここから抜けだせるのか。そもそもここはなんなのか。
ステージが進む展開のなかで、ダンスや笑いも組み込まれ、次はなにがあるのかを期待させる。
演出の三山大喜さん(文・3年)は、「大変だったけど楽しかった」と話した。今回は脚本も担当。新入生に、演劇で何でもできるということを伝えたかったという。今回空き缶を持ってくると入場無料になるというのは、「主人公と同じく、空き缶を拾って夢の世界へ入り込むのをお客さんにも体験してもらいたかったから」とピエロ姿の三山さんは笑った
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