「ディオス北千里スプリングジャズフェスティバル2006」が5月6日、吹田市のディオス北千里で開催された。チャリティーコンサート形式で行われたライブには、5大学の学生ジャズバンドが出演。三番手でステージに立った神戸大の軽音楽部JAZZは5曲を演奏し、会場を沸かせた。【5月6日 神戸大NEWS NET=UNN】?
フェスティバルは、アフガニスタン在住の日本人医師へ寄付金を送るため2002年から始まった。発起人はジャズギタリストの竹田一彦さん。当時、北千里での路上ライブを盛んに行っていた関大、大阪外大のジャズバンドと共にフェスティバルを開催した。4年目の今年は、会場で集めた募金を赤十字社を通じて西アフリカへ送る。より多くの学生に参加してほしいと関大が呼びかけた結果、今年から新たに神戸大、関学、大阪音大のジャズバンドが加わった。
会場には市民や学生ら約100人が集まった。
神戸大の軽音楽部JAZZからは、5人のメンバーが初参加。ライブに向けて一か月間、練習を重ねた成果を披露した。
ドラムの稲田和さん(発達・4年)は「もともとは別のイベントに出演するために結成されたバンドだった。(知り合いでフェスティバルへの参加を呼びかける)関大の人から誘われ、出ようと思った」と話した。演奏の合間には、楽しませる演出で観客の笑いを誘う。ライブの手応えについて「楽しいステージだった。チャンスがあれば来年、後輩にも出てほしい」という。
イベントを管理する千里北センター株式会社の山澤宏幸さんは「(ステージで演奏した)学生がプロへ転向し、ここでまたライブしてくれたら」と話す。フェスティバルを通して、地域の活性化や、チャリティーの普及につながることも期待されている。
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