第17回関西学生秋季選手権(加古川レガッタ)が11月3日から5日にかけて兵庫県加古川市の加古川大堰ボートコースで行われた。神戸大は5日に行われた決勝で新人女子舵手付きクォドルプル、新人男子エイトの部門で優勝と新人が大活躍した。【11月5日 神戸大NEWS NET=UNN】
決勝が行われた5日。天候にも恵まれ、歴代2位の来場者を数えるほど多くの人が会場におしかけた。神戸大テントにもОB、観客が数多く訪れた。
神戸大で実力が一番と言われていた男子エイトは漕手の故障のため試合を棄権していた。山本大貴主将(農・3年)は「残念やし、こんなことあったらあかん。来シーズン怪我のないようにしたい」と反省した。また山本主将はレース前、チームを見て「1回生がいい感じになってる。新人女子クォドルプル、新人男子エイトは優勝できる」と期待していた。
その主将の言葉通り、新人女子舵手付きクォドルプル、新人男子エイト部門では見事優勝を飾った。特に新人男子エイトで強敵京大を下したことは大きい。試合を見に来た神戸大漕艇部前監督で漕艇部後援会(神漕会)会長代行兼選手強化委員長の神能忠明さん(じんのうただあき)は「残念だけど、今のところ関西では京大が一番。だから打倒京大でやっている」と話し、「関西内では(大学間の実力の)差がない。つまり気持ちの問題。今回負けて(次戦は)向こうも必死になってくるだろう」と分析した。
漕艇部はこれからオフシーズンに突入する。このオフでどれだけ実力、気力を蓄積できるかが来シーズンの結果に結びつくと言っても過言ではない。新人が伸びてきている今、漕艇部は明るい雰囲気の中でオフを迎える。(記者=西田健悟)
●第17回関西学生秋季選手権(11月5日・加古川大堰ボートコース)
▽新人男子エイト決勝
No.106 12:00発艇
1.大阪市立大 6’31″20
2.神戸大A 6’15″12
3.京都大 6’16″23
4.大阪大『淀』 6’25″16
▽新人女子クォドリプル
No.102 11:20発艇
1.京都大 8’01″99
2.滋賀大教育「風」7’52″41
3.神戸大A 7’47″41
4.岡山大「島桜」 8’03″61
【写真下】優勝した新人女子クォドルプル、新人男子エイトのクルーとOB。(いずれも11月5日・加古川大堰ボートコースで 撮影=西田健悟)
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