神戸大工学部のパソコンなど計30点が11月28日、盗難の被害にあっていたことがわかった。被害総額は234万円。施錠が不十分であったことが原因と見られる。【11月29日 神戸大NEWS NET=UNN】
盗難があったのは工学部建設学科、機械工学科、応用化学科の研究室計9室。いずれも教員研究室や学生研究室として利用されている。11月28日午前8時10分頃、研究室に来た機械工学科の学生が、事務室まで届け出たことで発覚した。ノートパソコン10台をはじめ、8台のデスクトップパソコン内のCPU、メモリなどがなくなっていた。学舎内を調査した結果、大学が管理する備品のほか個人の所有物も盗まれており、被害総額234万円、計30点が被害にあった。
事件の背景にあったのは、不十分な窓の施錠だ。学生研究室の場合、部屋の管理は学生の自主性に任されるケースも多い。窓を閉める際、施錠を忘れてブラインドを下げてしまえば、鍵がかかっているか確認は難しい。今回の事件は、こうした隙をつかれた可能性が高いと関係者は見ている。
何気ない動作とはいえ、施錠確認の徹底が外部からの盗難防止につながる。「(今回の事件は)使用者の不注意が一因。教職員には28日付で(施錠の管理に)十分に注意するよう指導の徹底を求めた」と大学関係者は話している。?
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