神戸大の劇団、自由劇場とはちの巣座のメンバーによる公演、「ショウ=ガァル」が9月23日から25日まで神戸大六甲台講堂で行なわれた。両劇団による合同公演は今回が初めてという。3日間で約200人が訪れた。【9月26日 神戸大NEWS NET=UNN】?
「神大ジゲハチ企画(確定)」と題して行われた今回の公演。森鴎外の『舞姫』を原作とした「ショウ=ガァル」は、文化の違いや社会に悩まされる男女の心の葛藤を描く。官費留学生としてベルリンを訪れた森林太郎は、貧しき踊り子エリスに出会い親しくなる。しかしそれがもとで林太郎は留学生の地位を追われることに。社会の偏見に耐えながら林太郎を待ち続けるエリス。日本に帰るためには身ごもった彼女と別れるしかない林太郎。悩みぬいた末、林太郎の決断は――。?
「人と人との心の壁は乗り越えられないのか」と考え、自由劇場の吉田業さん(甲南大・4年)は脚本を手がけた。合同公演は2年ほど前から話があがり、今年の夏から具体的な準備に入った。「(自劇とはちの巣は)同じ神戸大の劇団でも文化の違いや壁があったが、その苦労も楽しかった」と吉田さん。両劇団の壁を越えた公演を終え、満足げな様子だった。
▽神戸大学自由劇場?
次回公演は12月上旬予定。?
詳細はhttp://home.kobe-u.com/jigeki/。?
▽神戸大学演劇研究会はちのす座?
次回は六甲祭公演 11月12日・13日?
詳細はhttp://www3.to/hachikko。?
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。