関西学生ラクロスリーグ男子の部入替戦が11月26日、浜寺公園で行われた。大院大と対戦した神戸大は、接戦を8-5で制し一部リーグ復帰を決めた。今回の昇格により、来年度のラクロス部は男女揃って一部リーグ出場となる。【11月26日 神戸大NEWS NET=UNN】?
前半の有利に展開したのは神戸大。第1Q、AT鳥井のシュートで先制、直後に同点とされるが、MF島田の活躍で2-1に。第2QはAT宮崎、中島の連続得点で大院大との点差を引き離した。
後半に入り大院大が粘りを見せる。第3Q、相手の攻めに3点を返された神戸大は、中島がゴール後になかなか追加点を奪えない。第4Qでは、1点が試合を左右する展開となったが、安定したパス回しや、中島の連続ゴールなどで神戸大が流れを引き寄せる。最後は8-5で試合終了し、一部復帰が確定した。チーム全員がグラウンドに集まり、喜びを爆発させた。
「とりあえず安心しました」と笑顔で話したのは神戸大の田中雄主将(国文・4年)。今季の神戸大は初戦から快勝を続けていたが、最後の2試合で連敗した。「あの2敗が効いた。試合の後、何週間か特にいい練習ができたおかげで(入替戦に)勝てたと思う」(田中主将)の言葉通り、この日の神戸大は安定した試合展開で勝利を飾っている。「反則も少なく、グラウンドボールを取られなかったことが大きい」と辻本顧問は振り返る。
この日の入替戦で、4年生は引退を迎える。「(今日の試合に勝てたのは)下級生の活躍のおかげ。来年からは下の代が中心になって、今より強いチームを作ってくれると思う」(田中主将)、「今の4回が下級生をよく育ててくれた。来年からは彼ら新しいチームの活躍に期待したい」(辻本顧問)。
●関西学生ラクロスリーグ入替戦(11月26日・浜寺公園)
神戸大 8 2-1 5 大院大 2-0 1-3 3-1
【写真下】グラウンドボールを奪い合う両大学選手。(いずれも11月26日・浜寺公園で 撮影=森田篤)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。