神戸大生らが呼びかけて始まった、ウガンダの少女ナニャンゲちゃんの心臓手術を支援しようという募金が、12月10日新宿で行われた。18日(日)には、神戸市のJR元町駅前でも午前10時から街頭募金が行われる。【12月12日 神戸大NEWS NET=UNN】
12月10日、JR新宿駅西口で30人ほどの有志の大学生が街頭募金を行った。参加したのは、あしなが育英会の遺児奨学生有志と、東外大のボランティア団体「Peekaboo」の学生ら。2時間で約11万円の寄付があり、累計で募金額は約42万円になった。
この募金は、あしなが育英会レインボーハウスを拠点に活動する、神戸大生の北田浩嗣さん(経済・4年)、京大生の渡辺文隆さん(総合人間・4年)らが中心になって進めている。「ナニャンゲ・レジーナちゃんの心臓手術を支援する会」を6月に立ち上げ、活動を始めた。
2人は2004年4月アフリカのウガンダに渡り、エイズ遺児のケア施設「レインボーハウス」で1年間活動した。そこで出会ったのがナニャンゲちゃん(10歳)。お母さんが感染、彼女はハウスで心のケアを受けている。
彼女は先天性の心臓疾患「ファロー四微症」で、20~30m歩くと苦しくなってしまうため、入退院を繰り返してきた。手術なしでは命をながらえることはできない。ウガンダには手術できる病院がなく、ドクターからは高度医療が安価で受けられるインドへの渡航手術を勧められている。
目標額200万円をめざして、スタッフは18日(日)には、神戸市のJR元町駅前で午前10時から、街頭募金をする。 募金は、郵便振替口座 00990-6-191072 『ナニャンゲちゃんの心臓手術を支援する会』、または 三井住友銀行芦屋駅前支店(380) 普通預金 4111534 『ナニャンゲちゃんの心臓手術を支援する会 代表者 渡辺文隆』でも受け付けている。
詳細はブログhttp://nanyangeheartoperation.ameblo.jp(携帯共通)を参照。問い合わせは、nanyange@hotmail.co.jpまで。(記者=杉浦加奈)
《訂正》問い合わせメールを、「Nanyange@hotmail.com」とお伝えしましたが「nanyange@hotmail.co.jp」の誤りでした。おわびして訂正します。(2005年12月20日23時50分 編集部)
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