大阪城野外音楽堂で4月24日、関西9大学と高校1校による第14回くもんJAZZフェスティバルが行われ、神戸大からは軽音学部ジャズ「コウベ・マソック・ジャズオーケストラ」のメンバーがパジャマに身を包んで出演。見た目と熱い演奏とのギャップに会場全体が一段と盛り上がった。【4月24日 神戸大NEWSNET=UNN】
初日は天理大、大阪大、神戸大、京都大、甲南大の5大学が出演。風が強く肌寒い一日だったが、訪れた多くの人々によって観客席はほぼ満員となった。
マソックはカラフルな思い思いの柄のパジャマ姿で登場。トランペット奏者、サド・ジョーンズの「CRACK DOWN」、「WALKIN’ ABOUT」、「THE FAREWELL」の三曲をびしっと演奏した。中には大仏のお面を被ったり、猿の着ぐるみに身をまとったトロンボーン奏者もいて観客の笑いを誘った。
昨年のナース姿に続いて今年もユニークなコスチュームを選んだことについて、トロンボーンを担当した中江竜さん(工・3)は「お客さんの目も耳も楽しませるエンターテイナーでいたいから」と笑顔で語った。
サド・ジョーンズにこだわる理由については、猪花祥雄さん(法・2)が「ビッグバンドとコンボの両方の魅力を最大限に引き出してくれるから」と断言。マソックのマスコットガールとして人気者の不動翔子さん(医・2)は「ソリストの個性、アドリブの面白みを伝えられるから」と朗らかに語った。
神戸大の演奏について、客席の23歳の男子大学生は「三曲とも曲調が全く違って飽きない、パンチもある」と満足そうだった。(記者=的場尚歩)
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