アメフット春季最後の試合となる、社会人チームのアズワンブラックイーグルスとの一戦が5月30日神戸大国文グラウンドで行われた。神戸大は後半のシーソーゲームを制して、16ー14で勝利を収めた。【5月30日 神戸大NEWS NET=UNN】?
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前半は神戸大がペースをつかむ。第1Q終盤にRB中桐が28ヤードのランで敵陣に切り込んでチャンスをつかむと、QB江端からWR大西へのパスで先制点を奪う。第2Qにパント失敗のセーフティーで2点を奪われるものの、その以外はディフェンス陣が相手攻撃を確実にブロック。第2Qはほとんど自陣に攻め込ませずに7ー2で後半を終える。
後半はシーソーゲーム。立ち上がり自陣5ヤードからの攻撃で相手LBにインターセプトされるとそのまま攻め込まれ、7ー8。次の攻撃で神戸大RB森がTDを決めて逆転するが、第4Qに再び相手RB朴木のTDによってリードを奪われる。13ー14の1点差で迎えた第4Q残り15秒、敵陣5ヤードまで攻め込んだ神戸大がK三輪のFGによって再び逆転し、16ー14で勝利を決めた。
「接戦で最後まで集中力を切らさずにできた」と安井ヘッドコーチが話すように、神戸大の集中力が光った。パント失敗、相手チームのインターセプトからの失点という状況でも焦らずミスの少ない攻守をみせて、逆転勝利。大市大、横国大戦での勝利とは「全然違う」(家入主将)大きな勝ち星となった。
しかし、本番の秋期リーグに向けては「レベルはまだ低い」(安井ヘッドコーチ)、「今日の勝利で油断したらまた負けてしまう」(家入主将)と厳しい表情。課題だった「接戦での勝利」をものにした自信とともに、より高いレベルで秋リーグ優勝を目指 す。
●アメフット神戸大ーアズワンブッラックイーグルス(5月30日・国文グラウンド)
神戸大 0 7 6 3=16
アズワン 0 2 6 6=14
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