関西学生アメフット秋季リーグ戦が9月5日、尼崎陸上競技場で行われた。京大と対戦した神戸大は一時の20点差から追いつくことが出来ず、7-20で敗れた。【9月5日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大は、試合開始のキックオフリターンで京大のRB池上に60ヤードランを許してしまう。敵陣深く攻め込んだ京大がそのままTD。0-7とされると、前半は京大ペース。ミスも絡んで攻撃の機会がなかなかつくれない神戸大は、その後2FGを奪われ0-13で前半を折り返す。?
後半開始早々、敵陣14ヤードまで攻め込んで得点のチャンスを得るが、K矢野川がFGを失敗。得点はならなかった。第3QはRB池上を中心にラン攻撃を仕掛けてくる京大をディフェンスが踏ん張り0点に抑える。しかし、オフェンスが相手ディフェンスを突破することが出来ないまま、第4QにTDを許してしまう。第4Q後半には、QB江端に替わったQB多和からのパス攻撃で1TDを返すが、時はすでに遅く、7-20で敗れた。?
「ミスした後にずるずるといってしまった」「オフェンスが点取れない」(家入主将)、「前半のミスでつまずいた」「オフェンスの得点力がなかった」(安井ヘッドコーチ)と試合後、2人が口をそろえて話すように、前半はミスからリズムを崩し、後半は得点力のなさに苦しんだ。神戸大の弱点が顕著に出てしまう初戦となった。「自分たちの弱点を全力で埋めていく」と家入主将は最後に力強く話した。目標とする甲子園には、ミスの後の悪い流れを断ち切る精神力と自分たちの流れをつくる得点力がポイントとなりそうだ。
●関西学生アメフットリーグ(9月5日・尼崎陸上競技場)
神戸大 0 0 0 7=7
京 大 10 3 0 7=20
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