5月12日に大学の六甲台地区の電話が一時不通になった問題で、電話を管理する施設部は今後、学内設備の再点検や時間外の対応などを検討しているという。【5月28日 神戸大学NEWS NET=UNN】
電話不通の原因になったのは、六甲台地区全体の電話に関係する交換機の電源の故障。電源は交流を直流に変える変換機のほか、バックアップ用の蓄電池も付けて二重に故障防止対策をしていたが、今回はどちらも機能停止していた。
施設部の調べによると、11日午前1時ごろに変換機が故障。同時に蓄電池に切り替わったが、12日午前4時47分に電気が尽きて停止した。その後、出勤してきた職員が故障を発見してメーカーに修理を要請し、午後0時30分ごろに復旧した。この間、内線については各団地内でのみ一部通じるところもあったが、学内の約3000の電話回線が外部からつながらなくなっていた。また、事務などから、目立った混乱があったとの報告はないという。
今回の事態は休日中に起きたということで「二重設備の停止を予期し得なかった」と施設部。今後はメーカーの意見を聞きながら、他の電源の点検や、夜間や休日などの時間外の対応を検討中という。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。