神戸大生らが中心となって運営する祭り「灘チャレンジ2003~まちに広がれ!出会いの輪♪~」が6月1日、灘区の都賀川公園で開催された。例年通り幅広い年齢層の人々が訪れ、学生らが企画した出し物を楽しんでいた。【6月1日 神戸大学NEWS NET=UNN】
灘チャレンジは阪神淡路大震災をきっかけに始まった祭りで、今年で9回目。毎年、ボランティアなどに関わる神戸大生らが地域の人々とともに運営を続けている。
当日は心配されていた天候も回復し、会場には約100店ほどの模擬店やフリーマーケットが開店。民族雑貨などを販売した神戸大のフェアトレード団体「PEPUP」の清水達行さん(発達・4年)は「途上国の農民と直接、適正価格で取引するのがフェアトレード。フリマを通じて色んな人に知ってほしい」と話した。 また、学生が企画したステージの出し物も会場を盛り上げた。今年の企画は沖縄、韓国、アフリカなど世界各国の民族音楽・舞踊をはじめ、恒例の寸劇や落語まで種種様々。学生チンドンを披露した藤原容子さん(農・3年)は「お客さんが励ましてくださったりして嬉しい」と笑顔を振りまいていた。
今年のテーマ「まちに広がれ!出会いの輪♪」は、「メンバーの思いを集約したもの」と実行委員長の森下直矢さん(工・3年)。多彩な出し物のなかから「様々な出会いが広がれば」と話す。近所から来たという親子連れは「大人も子供も楽しめる。ステージとかも飽きないね」。会場には終始にぎやかな声が飛び交い、盛況のうちに幕を閉じた。
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