神戸大混声合唱団アポロンが加盟する関西学生混声合唱連盟の第34回定期演奏会が6月10日、大阪フェスティバルホールで開かれた。会場には、約2000人の観客が駆けつけた。【6月10日 神戸大学NEWS NET=UNN】
関西学生混声合唱連盟には神戸大のほか、関大、同大、関学、立命、阪大が加盟している。
アポロンが今回披露したのは、無伴奏混声合唱組曲「今でも…ローセキは魔法の杖」より「溢れる泉は日々を巡り」、「道路は巨大なキャンパス」、「深い眠りに包まれて」の3曲。ローセキとは、子供のときに道路や壁に絵を書くのに使った蝋のような石のことを言う。選曲の理由について、「歌詞に親しみがもて、懐かしい雰囲気を感じたから」と部長の竹井秀和さん(経営・4年)。1曲目、2曲目は楽しい弾みのある曲が続き、3曲目でしんみりと聞かせる構成で聴衆を魅了した。竹井さんは「歌っていることよりも、一つの目標に向かっていると感じることが楽しい」と合唱の魅力を語る。
今回のステージの感想について、アポロンに在籍経験のある女性(経済・3年)は「声質もそろっており、前よりうまくなった」と話した。演奏会の最後には、松浦周吉さんを指揮に迎え6大学合同演奏が行われ、迫力ある歌声に観客席から大きな拍手が送られた。
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