ラクロス・プレミアリーグ男子決勝の神戸大-東海大が6月14日、長居球技場で行われ、3年ぶりに決勝に進出した神戸大は、後半に猛攻を見せて東海大を撃破。春リーグを制して今後に弾みをつけた。【6月14日 神戸大学NEWS NET=UNN】
前半は両チームとも一進一退の攻防が続く。神戸大はパス回しからチャンスをうかがうが、相手守備の早いチェックの前に決定機を作れない。一方の神戸大ディフェンスも固い守りを見せ、前半を終えて3-3とロースコアの展開。
流れが変わったのは第3Q。東海大の中核MF奥村が反則で3分間退場すると、その間にMF野村がミドルシュートで立て続けに2得点を挙げる。これで勢いを得た神戸大。DF陣が切り替えの早いクリアで攻撃の起点を作ると、AT近藤らのシュートが次々と東海大ゴールを襲う。後半だけで8点を追加し、11-5で圧勝した。
たたきつけるような雨が降るなかで行われた今日の試合。悪条件の中でも、収穫はあった。「オフェンス中心のうちのチームで課題だった守備がよく働いた」と、近藤DFコーチ。攻撃的な神戸大ラクロスにとって、今回のような「守り勝ち」は珍しい。
これには、「今年の目標だった、(攻守の)切り替えの早いラクロスが実践できた」と京田主将。「新チームの指針が間違ってないことが確認できた」と笑みをを隠せない。
また、今日の試合で初めてMVPを受賞したMF野村は、「MF服部やAT京田ら主力の影に隠れてた分、めっちゃ嬉しい」と最高の笑顔。野村をはじめ、4・3年生の成長著しいのも秋季リーグへ向けての好材料だ。
春の集大成として捉えていたプレミアリーグ制覇を成し遂げた神戸大。秋の目標「関西リーグ全勝」へ向け、新チームは幸先の良いスタートを切った。
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