経済産業省は今年度から、企業や大学と共に、企業が抱える技術開発の問題点について調査研究を行う「技術革新型企業創生プロジェクト」(ルネッサンス・プロジェクト)を行う。【6月29日 UNN】
同省は、日本企業の国際競争力が低下している背景には、企業が高い技術力を持ちながら、新製品開発に十分生かしていない可能性があると判断。プロジェクトでは、独立行政法人の産業技術総合研究所を中核機関として、大学、企業で構成する研究チームが参加し、調査研究を進める。
すでに東大、一橋大、早大などの研究チームが参加を表明しているほか、複数の大手企業や国内外の研究者が協力する予定。10月に研究チームを発足させる。
第1弾はエレクトロニクス分野。(1)大企業組織における研究体制のあり方(2)1990年代に研究開発の生産性が低下したのはなぜか(3)ニーズを踏まえた開発・研究がなされているか──などがテーマになるという。プロジェクトは今年度から5年間の予定。
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