神戸大は9月24日、入試委員会を開いて、来春の入試から朝鮮学校卒業生に受験資格を認める方針を決めた。すでに4人の受験生が資格認定を申請しており、同日受理された。【9月24日 UNN】
今回の措置は、文科省が外国人学校卒業生に対する大学受験資格を緩和したことを受けたもの。文科省は来春入試から、外国人学校卒業生などへの受験資格認定について、国立大独自の判断に任せるとしている。
大学側は、「来年3月31日までに満18歳に達している」、「高校の学習指導要領に照らして、卒業に必要な単位数相当を習得する見込みがある」、「高校段階を有する修業年限12年間の外国人学校を卒業」などを申請条件として設定し、入学資格審査委員会で判断する。
神戸大にはすでに、今年10月に統合する神戸商船大とあわせ、計4人の朝鮮学校卒業見込みの生徒から入学資格認定書の交付申請が届いていた。大学は、4人が申請条件を満たしていると判断した。
朝鮮学校卒業生の大学受験資格をめぐり、関西の国立大では、阪大や京教大なども資格を認定している。
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