近畿学生野球秋季リーグ第5節神戸大-和歌山大の2回戦が10月15日、豊中ローズ球場で行われた。神戸大は3投手の継投で和歌山大打線を抑え込み3-0で完封勝ちした。【10月15日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大先発・始澤は変化球をコーナーに決め、三振の山を築く。七回でマウンドを降りるまでに9つの三振を奪い、2番手の横田にスイッチ。
打線もチャンスを潰しつつも、八回には6番田端の左越え本塁打が飛び出し3点を先制した。九回はエース塚本が締め、和歌山大に3-0の完封勝ち。6勝4敗勝ち点2の3位でリーグ戦を終えた。
五回の一死二、三塁をスクイズ失敗で潰すなど、拙攻が続いた神戸大。それを振り払ったのは田端の一振りだった。八回表、二死一、三塁から左越えへ、本人も「完璧」と評した当たりを放った。14日の1回戦では九回にサヨナラ安打を放つなど、開幕から続いた不調を振り払うかのような活躍。田端自身も「きっかけがつかめた感じ。(八回の場面は)なんとかしたかったからよかった」と満足げだった。
この試合で秋季リーグを終了した神戸大。来春はエース塚本や今季四番に座り続けた福本など、主力選手を失ってしまうことになる。板井主将も「3回生に自覚が出ないと(危ない)」と危機感を隠さない。それでも目標は「リーグ制覇」。新生神戸大の戦いが始まる。
●近畿学生野球秋季リーグ第5節2回戦(10月15日・豊中ローズ球場)
神戸大 000 000 030=0
和歌山大 000 000 000=0
【神戸大】始澤、○横田、塚本-久米
【和歌山大】細川、●林-上田
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