平成14年度大学入試センター試験が、1月19日から2日間の日程で開始された。神戸大でも医学部を除く各学部のキャンパスで試験が行われ、受験シーズンの到来を告げた。【1月19日 神戸大学NEWS NET=UNN】?
センター試験第1日目の19日、神戸大学舎には冬の弱い日差しの下、引き締まった表情の受験生が集まった。試験前、長田から来たという男子学生は「どうにでもなれという感じ」と苦笑。また別の受験生は「(試験前という)実感が湧かない。模試と変わらない」と、落ち着いた様子を見せていた。
今年のセンター試験は志願者数が過去最高の約60万2100人。また、今年から実施される受験生本人への成績開示は、志願者の62パーセントが希望した。神戸大で受け入れた受験者数も昨年より2パーセント多く、19日の受験者は約5800人に上った。
試験中、但馬から生徒の引率で来たという教師は「生徒たちにとっては遠隔地での不利な状況」と心配そう。試験終了後、出てきた生徒を笑顔で迎えると、足早に会場を後にして2日目に備えた。
1日目を終えたセンター試験だが、大学受験はこれからが本番。私立大の受験や国公立大の個別学力試験に向け、受験生はラストスパートに入る。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。