神戸大自由劇場の卒業公演「リトルセブンの冒険」が3月9日と10日、尼崎ピッコロシアター中ホールで行われた。連日100人をこえる観客が訪れ、快活な劇を楽しんだ。【3月10日 神戸大学NEWS NET=UNN】
「リトルセブンの冒険」は、「白雪姫」に登場する7人の小人たちのその後の物語。王子様と結婚した白雪姫が去った後、離ればなれになった小人たちのもとに、ある女性が逃げ込んでくる。その女性から世界に危機が迫っている事を聞いた2人の小人たちは、それを阻止するために残りの仲間を集め始める。
小人たちの友情がさわやかなストーリーに、訪れた男子学生は「仲間っていいな、と思った」と感想を話す。劇中には随所にコメディ的な場面もあり、観客は笑い声をあげて楽しんだ。
劇のラストシーン、7人の小人たちはそれぞれに旅立っていく。それと重なるように、今回の公演で4年生たちは自由劇場を引退することになる。「(仲間と)ぶつかりあうこともあったけど、楽しい4年間だった」と、演出を担当した遠藤まめさん(国文・4年)。その仲間たちへは「離れても、これからもよろしく」とメッセージを送った。
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