5月31日、サッカーの日韓共催ワールドカップが開幕した。これを受けてUNN関西学生報道連盟では、日韓共催W杯について5月29日~6月4日までの1週間で加盟9大学の学生358人にアンケート調査を行った。【6月21日 神戸大学NEWS NET=UNN】
「日韓共催W杯についてどんな関心をもちましたか」との質問には「特に興味を持っていない」と回答した人が115人と全体の32.7パーセントを占め、トップ。次いで、「とりあえずサッカーの応援には行きたい」が28.4%(100人)、「サッカー以外のことでも韓国に興味がわいた」が16.8%(59人)だった。また「その他」では、「旅行に行きたい」との回答が目立った。
また「このW杯は、日韓関係進展に効果があると思いますか」との問いに対しては、「ある程度はあるだろうが、表面的なものだと思う」との答えが172人と48.2%でトップだった。次いで「大変効果のあるものだと思う」が26.9%(96人)、「効果はほとんどないと思う」が14.3%(51人)だった。
これまで韓国に行きたいと思ったことがある人はで63.9%(352人中225人)。これを受けてか学生たちの韓国への興味は旅行へ行きたいなどの意見が多い。「韓国の伝統文化」〔20.8%〕や「映画や音楽など韓国の芸能」〔14.9%〕などに興味を持っているとした具体的な意見もあった。「韓国について連想する言葉は」の質問には「キムチ」、「ハングル」との答えが圧倒的多数だった。
「日韓の歴史的背景についてどう思いますか」との質問には「やはり今でも両国間の溝はかなりあると思う」との回答が54.3%〔191人〕。「知ってはいるがもう昔のことなので気にはしていない」が21.0%〔74人〕、「過去に何があったのかよく把握していない」が12.5%〔44人〕と続いた。
「あなたは日本の『政治・外交』に対して興味がありますか」との質問には「普通」と答えた人が34.7%でトップだった。
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