アイセックの海外NGОインターンシップフォーラム「Feel the power of NGO」が6月23日行われた。約20人が集まった法学部263教室ではインターンシップ経験者の講演などが行われた。【7月4日 神戸大学NEWS NET=UNN】
第1部では国際協力研究科の高橋基樹助教授が講演。電気、病院がなく、平均寿命が縮んでいくアフリカの実情を紹介し、「その実情に合った援助を行わなければならない」と訴えた。
また、高橋助教授は「個人として国際協力を行うことは難しい」とし、「それでも(国際協力を)やりたいなら、とりあえず現地に行って、見て、触って、経験してきてください」と学生にアドバイスを行った。
続く第2部ではアイセックが海外NGОインターンシップに関して、パワーポイントを使って説明。「アイセックでのインターンは途上国の文化や人を知ることができる」とした。
第3部で講演を行ったのは現在、銀行に勤める田窪敬正さん。学生時代に行ったカメルーンでのNGОインターンシップの経験を披露。カメルーンで農家に対する無担保少額融資であるマイクロファイナンスの仕事を行った田窪さんは「責任感、決断力、客観性、チャレンジ精神、謙虚さなどが身に付いた」と話した。
フォーラムを主催したアイセックの服部美帆さん(法・2年)は「こういった会を運営したのは初めての経験。(インターンについて)勉強している人が来てくれたし、成果には満足しています」と話した。
参加者の中にもインターンを希望する人がおり、数人の学生がフォーラム後に行われた説明会に参加した。その中の1人、立命の中原絵理さん(国際関係・3年)は「神戸大のアイセックは親切でよかった。(インターンの)1つの選択肢として考えたいと思います」と話した。
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