クラシックギター部のサマーコンサートが7月5日、六甲台講堂で開催された。訪れた約50人の観客は、クラシックギターの奏でる独特の音色に静かに耳を傾けた。【7月8日 神戸大学NEWS NET=UNN】
「ひざの上のオーケストラ」といわれるクラシックギター。本物のオーケストラほどの迫力はないが、中須俊作部長(文・3年)は「耳なじみが良くて親しみやすい音がいい」と魅力を語る。「その良さを(観客に)知ってほしい」(中須部長)というのも、コンサート開催の理由の1つ。
舞台ではCMソングで知られる「Summer」(久石譲作曲)を始め、ドラマのテーマ曲にも使われた「To Love You More」(デヴィッド・フォスター/ジュニア・マイルス作曲)などメジャーな曲も演奏され、観客の気を引く工夫を凝らした。ギターのみによるソロや重奏は、音量を抑えたおだやかな音色を紡ぎだし、観客は静かに聞き入っていた。
演奏後、「練習したことは出た」と中須部長は満足顔。次の舞台である定期演奏会(12月7日に開催予定)に向け、はずみをつけたようだ。
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