神戸大生が主宰する就職活動支援団体「神戸大学job-navi」が、学内で開催される就職セミナーなどの情報を発信するホームページを10月から本格的に開始する。【9月14日 神戸大学NEWS NET=UNN】
ホームページでの就職系イベント告知のほか、実際にセミナーやガイダンスも開催する予定。現在、学内の複数の部署で行われている就職支援を、それぞれの仲立ちになって管理し、組織的な動きにするのが目的。学生主導での同様の動きは、全国でも珍しい。
「job-navi」結成のきっかけを作ったのは、代表の長谷川智紀さん(経営・4年)と副代表の小島英生さん(自然科学研究科・2年)。それぞれ文系と理系の就職活動を経験した2人はともに就職活動に問題意識を持っており、今年7月に出会った瞬間に結成の話が飛び出した。
ゼミでもキャリアについて学んでいる長谷川さんは、学内での就職支援が就職課や国文、発達などで散発的に開催されていることについて、「バラバラにやるとモレやダブりがある。学校ぐるみで支援体制を創りたい」と話す。一方、小島さんは「理系学生の意識は低い。セミナーに参加しても基本的に文系対象のものが多い」と指摘する。
ホームページではイベント情報のほかに内定者の話を載せたメルマガ発行や、電子掲示板の開設も予定。神戸大の同窓会の公式サイト「kobe-u.com」の支援を得ており、ОB・ОGとの交流の場も充実させる。また、セミナーやОBとの交流会開催も考えており、「バーチャルとリアルの両方で情報を発信したい」と長谷川さん。「job-navi」のホームページアドレスは、http://www.kobe-u.com/kclub/st_job。
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