落語研究会の第37回六甲寄席が11月30日、神戸シーガルホールで行われた。同研究会最大の寄席とあって、約400席の客席はほぼ満席となり、愉快な落語を楽しんだ。【11月30日 神戸大学NEWS NET=UNN】?
演目はすべて、この寄席で引退となる3回生によって行われた。最初の演目は拡益亭鴨津さんの「看板の一」。その後、甲家蒲勝さん、甲家ぴい万さんと続き、この日一番の盛り上がりを見せた大喜利へ。
大喜利では観客から出されたお題に掛け、7人の部員たちが即席の解答をつくって客席を沸かした。
そしてトリは、会長である拡益亭呉頓さん(国文・3年)の「こんにゃく問答」。
寺の坊主になりすました「こんにゃく屋」の主人と青年が、本物の修行僧と繰り広げる滑稽な問答を、コミカルに表現し、客席の笑いを誘った。
この「こんにゃく問答」は呉頓さんにとって、やり慣れた演目。「いつも通りやれました。(最後という)実感はまだわかないですね」と、いつも通り寄席後は出口で、観客に笑顔をふりまいていた。「落研をやめても、勉強していきたいですね。落語は大好きだから」と呉頓さんは話した。
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