全日本学生拳法選手権大会が12月1日、大阪府立体育会館で行われた。神戸大は東洋大に圧勝したものの、2回戦で姫路工大に2-5で敗れた。【12月1日 神戸大学NEWS NET=UNN】
1回戦は東洋大のメンバーが5人だったこともあり、不戦勝の2勝を含む5-2で圧勝。2回戦へと駒を進めた。
姫路工大と対戦した2回戦でも先鋒・澤、次鋒・高橋が連勝し、2-0と幸先の良いスタートを切る。しかし、三鋒戦から流れが一気に姫路工大に傾いてしまう。三鋒・南、中堅・伊藤、三将・原田がたてつづけに敗れると、副将・春海も突きで一本を取られ、さらに突きで攻めたところを逆にカウンターの突きで一本を取られ、4連敗を喫してしまう。大将・瀬田も敗れ、結局2-5の完敗。2回戦敗退が決まった。
神戸大は昨年と同じく2回戦で敗れてしまった。対戦した姫路工大は夏に同じ合宿に参加するなど、お互い手の内を知り尽くしていた相手。今年の秋に行われた国公立大会では姫路工大が2位、神戸大が3位と両校の実力差は拮抗していただけに「勝つと思っていた。目標も2回戦突破としていただけに、本当に勝ちたかった」と春海主将は唇を噛んだ。
この大会で今シーズンを終えた日本拳法部。国公立大会で3位に入るなど「いくつかの目標は達成できたシーズンだったが、メンバーが充実していただけにもう少し上を狙いたかった」と春海主将。
●全日本拳法学生選手権大会(12月1日・大阪府立体育会館)
▽1回戦
神戸大 5-2 東洋大
▽2回戦
姫路工大 2-5 神戸大
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