第二回「放送と女性ネットワーク賞」の受賞作がこのほど決まり、「21世紀へ語り継ぎま賞」に神戸大学生の震災遺族とニュースネット取材班との交流を追った、NHK大阪制作『いのち語り継いで』が受賞した。作品上映は、三月三日大阪ドーンセンター中会議室で行われる。【2月12日 神戸大NEWS NET=UNN】
「放送と女性ネットワーク(WNB)賞」は、放送現場に働く女性の数が少ない中で、関西の放送局の女性制作者や、女性の視点を反映させた番組にエールを贈ろうと「放送と女性ネットワークin関西」(http://fame.calen.ne.jp/ ̄wnb/index.html)が主催して始まった。今回は一九九八年に続いて二回目。九八年四月から昨年三月までに放送された五十九番組(ラジオ三番組)から六作品を選んだ。
最優秀賞は阪神大震災特番『WITH…絆は世界へ』(毎日放送、榛葉=しば=健ディレクター)。「21世紀へ語り継ぎま賞」に『いのち語り継いで』(NHK大阪、堅達=げんだつ=京子ディレクター)が受賞した。これは『新日本探訪』の枠で昨年一月十六日に全国放送されたドキュメンタリー番組で、亡くなった神戸大生の遺族と、それを受け止め、語り継いでいこうとするニュースネット取材班の交流を描いたもの。(http://www.std.kobe-u.ac.jp/newsnet/baknews/newsbak00a.htm#news_1578参照)?
このほか「ドキュメンタリー賞」には『癒しへの道しるべ』(読売テレビ、堀川雅子ディレクター)、『犯人さがし』(朝日放送テレビ、大岡理恵ディレクター)。「21世紀へ響き合いま賞」に『鼓の響き~“怒”という名の打ち手たち』(関西テレビ、宮田輝美ディレクター)、「モニター賞」に『こんな話がおました~今蘇る西条凡児の話芸』(朝日放送ラジオ、橋本祐子ディレクター)を選んだ。
授賞式は二月十七日午後二時十分から、大阪市中央区のドーンセンターで開かれる。受賞ディレクターのトーク、最優秀作の上映もある。資料代五百円が必要。
『いのち語り継いで』など最優秀作以外の作品上映は、三月三日(土)午後一時半からドーンセンター中会議室で行われる。
問い合わせは、同ネットワークの野崎さん0722-56-0965まで。
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