神戸市が震災で被災した中小企業のために作った復興支援工場に、今春から大学 などの研究室を設置し、研究成果と中小企業の技術を結びつけた製品開発の仲介を することになった。【3月2日 神戸大学NEWS NET=UNN】
復興支援工場は、神戸市が阪神大震災で工場を失った中小企業の再建を手助けするために兵庫区に設置したもので、現在入居しているのは百七社。
市では、この工場を産学協同を促進する場としても活用するために、市内にある大学などに呼びかけて、今春から工場の中に四つの研究室を設置することになった。
設置されるのは、神戸大工学部や神戸市の外郭団体「新産業創造研究機構」などの研究室で、当面は省エネ型の空調システムの開発や、ソーラーカーの試作などをテーマに研究が行われることになっている。
同市では、大学などの研究者と工場の技術者との交流も図れるようにし、最新の研究成果と中小企業の技術が結びついた新たな製品開発を進めてもらうことにしている。?
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