第三十九回近畿地区国立大学体育大会サッカー準決勝が八月二十三日、京大北部グラウンドで行われた。神戸大は大教大と対戦し、後半に逆転を許して敗れた。【8月23日 UNN】
試合は序盤から神戸大が優位に進めた。前半十五分に神戸大FW中村が中盤から抜け出し先制。その後一点ずつ取り合い二-一で前半を終える。後半開始直後にPKで同点にされるが、その直後に神戸大MF上高のヘッド、MF川田のスルーパスをFW曽我部が押し込んで四-二とした。しかし、後半十五分を過ぎると神戸大は運動量が落ちはじめる。十六、十八分に大教大FW大北に決められると後半終了間際、FW北方に得点を許して敗れた。
後半十五分過ぎから神戸大の悪夢は始まった。ここまではうまくいっていた中盤の細かいパス回しがつながらなくなる。コーナーキックのクリアミスから大教大FW大北に押し込まれると、流れは完全に大教大へ。疲労の目立つ神戸大はロングボールをスペースに出されると大教大のFW陣についていけない。攻撃もロングボールをだすだけという単調なものだった。
終了間際にスペースに出されたボールを大教大FW北方に決勝点を奪われるともはや追いかける気力はなかった。
試合後、神戸大・青山監督は「個人の課題を克服しようとした結果。攻撃陣は頑張ったが、全体的に動きが中途半端だった。サイドから崩さなければ本当の意味での得点はできない。課題ははっきりしているのでこれからは完成度を高めないといけない。それにしても四点も取られたのは久しぶり」と淡々とした表情で語った。?
●第39回近畿地区国立大学体育大会(8月23日・京都北部グラウンド)
▽サッカー
神戸大 4 2-1 5 大教大
2-4
【神戸大】徳平、曽我部2 上高
【大教大】大北3、北方、岡田
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