関西学生女子タッチフットボールリーグが9月2日、聖和大グラウンドで行われた。昨年優勝の神戸大は武庫女大を21-6で破り白星スタート。【9月2日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大は、けがから復帰のQB清水を中心に序盤から攻め続けた。だが勝負所で攻撃がつながらず結局6-0の僅差で前半を折り返した。後半もなかなかTDを奪えずにいたが、ここでディフェンス陣が奮起。早いプレッシャーで着実に攻撃の芽をつんでいき、相手に得点を許さない。そして第4Q1分、G鈴木文子へのTDパスでようやく追加点をあげると、ここから猛攻開始。残り4秒には春シーズンQBを務めていたG池田純子への30ヤードTDパスが決まり、21-6で快勝した。
主将でQBの清水晴代選手が復帰し、万全の体制で秋を迎えた神戸大RООKS。しかし、「QBを含めチームの経験がまだまだ浅い」と今岡俊吾コーチが指摘するように、オフェンス面で粗いプレーが目立った。清水主将も「細かいミスが多く、勝負を後半に持ちこんでしまった」と反省。
昨年秋はMVP東本選手(当時4年)の活躍で日本一になったが、今春のトーナメントは同大に逆転負け。代表決定戦でも社会人チームに惜敗し、シュガーボウル出場を逃した。しかし若い選手が多いだけに今年のRООKSには一戦一戦強くなる力がある。「チームワークで大学日本一を目指す」(今岡コーチ)。逆襲のシーズンが始まった。
●関西学生女子タッチフットボールリーグ(9月2日・聖和大グラウンド)
神戸大 0 6 2 13=21
武庫女大 0 0 0 6=6
聖和大 13 0 0 6 =19
大手前大 0 0 0 17 =17
同大 7 13 7 7=27
関学 7 0 0 8=15
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