経営学部が今年4月から開講していた「初級簿記」を受講した学生で日商簿記3級の合格したのは105人だったことがわかった。合格者は10月から「中級簿記」を受けている。【10月25日 神戸大学NEWS NET=UNN】
「初級簿記」は公認会計士や税理士の資格を取得するための特別コースである会計プロフェッショナル育成プログラムの一部として実施されていた。資格取得を目的とした授業は経営学部では初めてだった。
日商簿記3級の検定試験は6月10日に実施され、初級簿記を受講した180人のうち合格者は105人。全国の合格率が35.9パ-セントだったのに対し、58.3パ-セントという高い合格率となった。この合格率には授業を担当していた中野常男教授も「最初の結果としては上々。上手くすべりだしたと思う」と満足そうだった。
合格した105人には10月から開講されている「中級簿記」を受講する権利があり、受講生は日商簿記2級合格を目標に勉強に励んでいる。授業を担当している古賀智敏教授は「熱意をもって教えていきたい。能力はあるのだから、必ず合格するはずだ」と意気込む。検定試験は11月18日と2002年2月24日。「簿記は練習あるのみ。問題をしっかり解いていけば」(古賀教授)合格は見えてくるはずだ。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。