共同通信によると、国立の教員養成系大学・学部の再編について検討を進めてい
る文部科学省の懇談会は10月15日、近隣都道府県にある複数の大学・学部を統合、
付属学校も統合後の大学に移管する方針を固めた。【10月15日 UNN】
従来、国立の教員養成系の大学・学部が全都道府県に最低一つ配置されていたが
、方針が実行に移されれば、この原則は崩れることになる。
この日の会合では、統合後の大学で幼小中高すべての教員免許を取得できるよう
にすること、定員は、統合前の各大学の教員養成課程の定員を合計した数とするこ
とでも一致した。
また、教員養成系の大学・学部がなくなる都道府県の教育委員会と、統合後の大
学の連携を円滑にするため、その都道府県に「教職センター」(仮称)を設置する
方向。
懇談会は11月上旬までに報告をまとめる予定。
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