交響楽団による第五十回定期演奏会が十二月二十二日、三宮神戸国際ホールで行われた。二千人収容する会場がほぼ埋め尽くされた。【12月22日 神戸大学NEWS NET=UNN】
ルミナリエで街が賑わう三宮、国際ホール前にも開場前から行列ができていた。今回で五十回目を迎える神戸大交響楽団定期演奏会。例年の会場よりも交通の便がいいのが幸を喫してか、例年よりもたくさんの人が訪れ、二千人収容する神戸国際会館こくさいホールの席がほぼ埋った。
七時開演。歌劇「オイリアンテ」序曲で幕をあげ、交響曲「画家マティス」、そしてチャイコフスキーの交響曲第四番ヘ短調作品三十六と続く。
客演として招かれたトーマス・ザンデルリンクさんが指揮をした交響曲「画家マティス」は三つの楽章からなる曲で、それぞれが楽・美・恐怖といった独自の世界観を持ち、それでいて調和がとれている。トーマスさんの指揮が聴衆をさらにその世界へ引き込んだ。「僕らも楽しく演奏できた」とチーフマネージャーの佐貫誠さん(農・三年)も話した。
客層は幅広く、「三十年前の自分を思い返した」と話す交響楽団の経験者人もいた。
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