元NHKアナウンサーで、六百人を超えるアナウンサーを関西で育てた生田博巳さん(本名・登=一九五三年・文卒)が、癌のため十二月十六日午後二時二十二分、大阪市内の病院で死去。七十一歳。神戸大卒で最初のNHKアナ。アナウンサー養成教室の草分けでもあった。【12月18日 神戸大学NEWS NET=UNN】
生田さんは経済学部に入学後、学部を移り、一九五三年(昭和二十八年)に神戸大文学部(社会学)卒業。NHKにアナウンサーとして入局。大阪放送局でスポーツ放送などを担当。五八年(昭和三十三年)、読売テレビの開局と同時に移籍。六四年(三十九年)からフリーに。
五七年(昭和三二年)からは、アナウンサー養成の「生田教室」を主宰。これまでに、朝日放送の乾浩明、赤江珠緒、毎日放送の角淳一、野村啓司、NHKの佐藤誠、住田功一、関西テレビの山本浩之、片山三喜子、読売テレビの小城敏、牧野誠三アナら六百人を超えるアナウンサーを育てた。フリーアナの坂上みきさん、タレントの久本雅美さんも在籍した。
告別式は十八日、近親者だけでとりおこなわれた。
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