神戸大学生部のサーバーにある複数のホームページ（ＨＰ）で、十月下旬ごろから画面を閲覧しようとしても画像が出ず、ダウンロードになってしまうという現象が出ている。神戸大学インターネット学生協議会（ＳＣＩＮ）によると、「htm」という拡張子で終わるファイルにこの現象がおきることがわかり、「html」に変更する様呼び掛けている。【11月15日　神戸大NEWS　NET＝ＵＮＮ】

　ニュースネット委員会のホームページでは、十月十八日以降、関東在住の卒業生などから、「ホームページを読もうとすると、ダウンロードになってしまう」、「インターネットエクスプローラーのバージョン５.０では正常に見られるのに、５.５にしたところダウンロードになる」といったメールが届いた。また、部内でも「ネットスケープの一部のバージョンでは、画像が読みだせず、ダウンロードが始まってしまう」という現象が確認された。
　神戸大学インターネット学生協議会（ＳＣＩＮ）の担当者も、一部のパソコンで神戸大学の学生部サーバにおいてあるhtmファイルを見ることが出来ず、ダウンロードしてしまうという問題を調べたところ、htmlファイルは、問題なく見られることがわかった。 　これを受けて、ニュースネット委員会も十五日午前九時過ぎにＨＰのファイル名を「htm」から「html」に変更したところ、障害の出ていたネットスケープなどの画面が、正常に読めるようになった。
　ＳＣＩＮでは、各クラブのＨＰ管理者に対して、htmlドキュメントの拡張子をhtmからhtmlに変更するよう、十四日メールで伝えた。（http://www.std.kobe-u.ac.jp/scin/huguai.html参照）
　ＳＣＩＮ代表の末広健一さんは、「（どのぐらいの障害が出ていたのか、htmlに変更して復旧するかなど）報告してほしい」と話している。メールアドレスは、ksuehiro@kd5.so-net.ne.jp。