工学部応用化学科の無機化学研究グループの五十周年を記念した同窓会が十月二十八日、ランスボックス食堂で開かれ、約百人のOB、院生、学生が参加した。【10月28日 神戸大NEWS NET=UNN】
旧制の神戸工業専門学校は、一九四九年に新制の神戸大学工学部となった。新制スタート時の旧・工業化学科無機工業化学講座と、現・応用科学科応用無機化学研究グループの同窓会「おおとり会」は昨年、講座創立五十周年をむかえ、来年度から新研究棟に移転する。これを記念してこの日の会が開かれた。
参加人数は九十七人で、第一線で活躍するOBや、院生、学生が参加。会長あいさつ、近況報告のあと立食パーティーが行われた。
代表の水畑穣さん(一九八七年卒)は「教授の出入りが激しい学部がある中、こうして工学部創立から五十年通しての同窓会を開けることができ、大変うれしい」と満足した様子。
また、戦後から高度成長期への転換期に尽力した会長の金治幸雄名誉教授(一九五三年卒)は「トップクラスの研究成果を残した先輩も、当時いろいろな苦しみを乗り越えてがんばった。今の若い世代も、いろいろと苦しいことがあるかもしれないが、がんばって乗り越えてほしい」と激励した。
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