神戸大落語研究会のОBで、三人のプロ落語家による「第三回ちゃんりん会」が、六甲アイランドのアーバングルメポート四階Rホールで開かれた。【9月23日 神戸大学NEWS NET=UNN】?
毎年ひらかれているこの寄席は今年で三回目。客足は年々増えている。番組順は一番手にゲストの桂歌々志さん、次いで林家竹丸さん、桂吉弥さん、中入を挟んで露の団六さんの高座と続き、最後に大喜利。観客は関係者を中心に、家族連れや一般客も来場し幅広い年代層となった。明解な語り口や、大喜利で演じた二人羽織など、誰でも楽しめる内容に観客は大満足だった。中でも、プロになって十年以上の経験をもつ団六さんの演目「阿弥陀池」は、さすがベテランと思わせるテンポ、リズムで特に中、高年齢層の笑いをとった。
この「ちゃんりん会」は、同じОBのみなと家でっきさんが「ОBが集まる機会を作ろう。また、プロになった三人を応援していこう」と冗談まじりに提案したところ、他のОBも賛同して、この会を開くようになった。
露の団六さんは「時代はズレていても同じ落研出身なら息もすぐに合うだろうと思っていたのは甘かった。二人羽織は今朝も練習していた。だがそれは吉弥や竹丸も、それぞれの味が出てきた結果」と後輩の成長に満足気だった。
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