サッカー関西学生秋季リーグの試合が九月十日、神戸大グラウンドで行われた。神戸大は関西福祉大を5-2で下し、初戦を白星で飾った。【9月10日 UNN】
先制したのは神戸大。前半十六分、MF菊池の左サイドからのセンタリングにFW浦辻が頭で合わせた。しかし二十八分に、関西福祉大MF北田のフリーキックをFW田井に頭で押し込まれて同点とされると、それ以降は両チームとも決定力を欠き、前半は同点で折り返した。
しかし後半開始直後に神戸大MF津崎のロングシュートで勝ち越すと、途中出場の多治見、曽我部らの活躍で確実に加点した。関西福祉大もMF中島がフリーキックを直接決めるなどして追いすがったが、終了直前に神戸大FW多治見がダメ押しのゴールを決め、神戸大が逃げ切った。
神戸大の小松原主将は「チームもまとまってきているので、全勝して1部昇格したい」と話し、青山監督も「前半はみんな少し堅くなっていたが、後半はうちの持ち味が出たと思う。途中から入った多治見などの動きも良く、ディフェンスのまとまりも良くなっている。一戦一戦良くなっていけば結果はついてくる」と、念願の1部昇格に向けて順調に仕上がっている様子だ。(茶谷亮 記者)
●関西学生サッカー秋季2部リーグ(9月10日・神戸大グラウンド)
神戸大 5 1-1 2 関西福祉大 (1勝) 4-1 (1敗) 【神戸大】浦辻、津崎、多治見2、曽我部 【関西福祉大】田井、中島
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