九月二日午後二時より、神大六甲台講堂ではちの巣座による初回公演が行われた。公演は明日、明後日と計三日間行われる。【9月2日 神戸大学NEWS NET=UNN】
残暑の続く最中、構想四年、はちの巣座プロデュースによるWill-age(ウィレッジ)の初回公演が行われた。蒸し暑い講堂には四十人近くの人が足を運び、入場時に手渡された団扇を片手に開演を待った。
劇は台詞のない、ライトの明暗のみといった印象的な演出で幕を開けた。「僕自身映画がすごく好きで、映画っぽい演出にしたかった」と演出はでなはてなさん(法・五)が言っていたように、場面展開、シーン割りなどにTVカメラを意識した配慮がされていた。 テーマを「結果がどうあれ貫き通すことの大切さ、結果それが実を結ぶことにつながる」ということに置き、「僕自身、自分で考えた台詞に励まされることも多々あった」とはでなはてなさん。「三日前まで案をみんなで話し合っていた」という劇の完成度は高く、観客の手にある団扇は劇の間その動きを止めていた。
「スピードのあるパフォーマンスもあり、とても面白かった」「ストーリーがわかりやすくて良かった」といった声も聞かれた。
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