十月末、学生震災救援隊と総合ボランティアセンターの公開討論会をのぞいてみた▼情報発信、イベント実施、組織確立……。いろいろなアプローチがある。結論の出る討論ではもちろんない。組織を維持するには多くの学生に参加してほしい。一方、実りある活動には打ち込める人材が必要だ。代表者の悩みには同感▼『非営利組織は、よき意図をもってよいことをしたいというだけでは十分ではない。成果を上げ、この世に変化をもたらすために存在している』とP.F.ドラッカーは「非営利組織の『自己評価手法』」の中で語っている▼スポーツの記録、企業利益のように、結果のはっきりしない組織は大学の中にも多い。難しいとあきらめず、自分のしたいことをじっくり問い直して、存在意義を深めたい(11月11日発行本紙11月号 コラム『伏流水』から)
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