裏方に徹する四年生

 練習方法を一変するほど、去年の2部落ちが大きなショックだったレイバンス。四年生は、下級生が練習に専念できるよう、この一年はグラウンド整備や水まき、ビデオ撮りといった裏方に徹してきた。上級生のん力で返り咲くより、後輩を育ててずっと1部を維持できるチーム作りをと一大決心。四年生二十八人は、いわば捨て石として働いてきた。
 『1部復帰に賭け、卒業単位をとっていない四年生も多いんです』と語るアメフット部主務の楯知久さん(経・四)。
 今シーズン、国際文化学部のグラウンドは、震災で避難所の人達の風呂が設営されたり、整備工事で一部使えなかったりというハンディもあった。
 数々の試練に耐え、より逞しくなったレイバンスが1部に復帰する日は近い。

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