0対0で迎えた、3回表。制球に苦しむ京大・小俵投手を神大打線が捕まえた。8番破魔が四球で出塁。9番関口の送りバントで一死二塁。1番山本が、一塁手の失策を誘うヒット。二塁・破魔がホームイン。この間に山本が二塁を陥れる好走塁をみせた。2番笠井の送りバントで二死三塁となったところで、3番角森がレフト線に二塁打。この回神大は2点をあげた。
7回裏、ここまで好投していた川添投手につかれが見え始めた。一死から振り逃げ、ヒット、二塁手・関口の失策で、神大は一死満塁のピンチを迎えた。しかし、川添が踏ん張り、京大の7番中村を、併殺打に打ち取り、切り抜けた。
9回表には、相手の失策から1点を加えた神大は、その裏、京大の反撃にあう。一死から3番渡辺、代打・西海の連続二塁打であっさり1点を返された。投手交替と思われたが、川添は続投。気力で後続を押さえ、完投勝利をおさめた。(1995年6月19日月曜発行 神京戦号外)
●第23回硬式野球神京戦(6月17日・京大吉田グラウンド)
神大 002 000 001=3
京大 000 000 001=1
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