六月一、二の両日に行われた将棋の第52回学生名人戦に、阿部太郎さん(済・三)が三位で入賞した。
大会では、とにかく自分の将棋を指そうと心掛けていたと言う。二回戦は完勝で、一回戦、そして準々決勝では逆転勝ちを収めた。
準決勝の相手は京大の中村圭吾さん。過去の対戦成績は五分だが、今回は序盤から作戦負けで完敗だった。
阿部さんは「準決勝でも自分らしい将棋が指せたので悔いはありません。ただ入賞しても強くなった訳ではないので、もっと強くなりたい」と冷静だった。また「将棋部に部室が欲しい。関西(全国)三位の壁を破るには腰を落ち着けて練習できる場所が必要」と強く希望していた。
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