満開の桜の下で入学式 4404人を迎える

 うららかな陽気となった4月4日、神戸大学入学式が行われた。大学は新たに、学部・大学院などあわせて4404人の学生を迎えた。うち31人が、新設の「志」特別入試枠で入学した。学長式辞や応援団のエールが送られて、会場は緊張の中にも晴れやかな雰囲気に包まれた。


(4月4日午後 神戸市中央区港島中町で)

 平成31年度神戸大学入学式が、前日までの花冷えから一転、うららかな陽気となった神戸市中央区ポートアイランドのワールド記念ホールで行われた。

 新入生は、10学部に2621人、15の大学院の博士課程前期課程に1214人、同後期課程に320人、法科大学院と経営学専門職学位課程に140人、編入・転入学生109人のあわせて4404人。
うち31人は、社会のリーダーになる人材を育てる、新設の「志」特別入試枠で入学した。

 武田学長は式辞の中で、最先端の研究が行われる総合大学の一員として、「教員や同級生と議論し、ネット上ではなく生身の友人と交流し、世界に目を向けて学んでほしい」と新入生を激励した。
 記念講演では、日経産業新聞の「マネジメントを考える」欄で海外への情報発信を訴えるなど活躍している、ファリザ・アビドゥヴァさんが、「夢は境遇を超える」と題してスピーチした。
 式は、応援団総部とレイバンズチアのエールで締めくくられ、大きな拍手で会場は緊張の中にも晴れやかな雰囲気に包まれた。


(4月4日 神戸市中央区港島中町で)

新入生は満開の桜の花が見下ろす中、ホール前で家族や友人と記念撮影をしていた。
 母親と出席した鹿児島出身の理学部物理学科の男子学生(18)は、「勉強だけじゃなくて、楽しい学生生活を送りたい」と少し緊張した面持ち。
 香川県出身で国際人間学部グローバル文化学科の女子学生(18)は、「留学を楽しみにしている。将来は国連関係の仕事につきたい。時代は令和になるけれど、平成生まれとしてしっかり次の時代を担う人材になりたい」と笑顔で語った。

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