神戸大応援団総部吹奏楽部の第52回定期演奏会が12月14日、尼崎市のあましんアルカイックホールで開かれた。約2時間の演奏会では、「ジャイアントロボ」のシンフォニック・セレクションなどが演奏され、会場は大きな拍手につつまれた。
開場前のあましんアルカイックホール前にはたくさんの観客が長い列ができて、定期演奏会の人気がうかがえた。
サンタクロースの格好をした部員が登場した第2部では、「クリスマス・イブ」や「スーパーマリオブラザーズ」などおなじみの5曲を披露。観客は曲に合わせて手拍子を打ったり、寸劇に笑ったりして楽しんでいた。
引退する4年生が紹介されたのち始まった第3部では、「GR(ジャイアントロボ)」のサウンドラックを作曲者の天野正道が吹奏楽用に再編集した「シンフォニック・セレクション」を披露。アニメ版「ジャイアントロボ」の世界に引き込まれた。
最後は、アンコールの「ディスコキット」を終え、拍手の鳴りやまぬままに約2時間の定期演奏会は幕を下ろした。
1歳の娘と一緒に演奏会に来た平野歩さんは「第三部の『GR』が重厚感ある演奏で、どんな風に演奏したいのかが伝わってきた。娘もスーパーマリオが流れたときに一緒に拍手して楽しんでました」と満足そうな様子。
部員の楢崎桃子さん(工・4)は「まだ引退っていう実感はわいてないけど、楽しかったです。3部の演奏中に指揮者がいい表情をしてて本当に良かった」と振り返った。
了
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