コロナ禍の現状を受けて厳しい経営が続く神戸大生協は、学生・院生、教職員からの意見や提案を求めるアンケートフォーム(https://kucoop.jp/wfm/kumiaiin/)を新たに開設した。学内の店舗に来なくても利用できる業態など、新しいあり方のアイデアを広く求めている。<吉田真奈香>
(画像 ↑ :神戸大生協が開設したアンケートフォーム「組合員の声」)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、4月9日以降は学生組合員の大学への入構が厳しく制限されている。こうした動きに伴い、学内に食堂や購買窓口を持つ神戸大生協は、7月時点での損失額が1億3000万円を超えるなど大きな打撃を受けている。
そんななか神戸大生協は、学生・院生、教職員からの意見や提案を求めるアンケートフォームを8月26日にネット上で開設し、「大学に入構できない組合員の皆さんでも『利用』できる、お役に立てる、学内のお店以外の新しい形を、神戸大学生協はいま、探しています。組合員の皆さんの声を、聴かせてください」と呼びかけている。
「組合員の声」とタイトルがつけられたフォームでは、この状況下での学生生活の悩みを聞く設問や、学内の相談窓口についての問いに続いて、「コロナ禍の中で、皆さんが利用したいと思う、神戸大学生協の新しいサービスのアイディアを、教えてください」という自由記述欄がある。
神戸大生協組合員サポートデスク担当の山?桂さんは、「どのような状況に置かれていようと、大学生協は組合員の支えによって成り立ち、同時に組合員の役に立っていなくてはいけない。どうやったら組合員に寄り添えるか、その新しい形を探したい。そのためにも組合員の声が知りたい」と、フォームの投稿に期待している。
「組合員の声」フォームは、https://kucoop.jp/wfm/kumiaiin/ にある。
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了
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