2022年度大学入学共通テストが15、16日に実施され、神戸大でも10カ所の試験場が置かれた。大学入試センターによると、神戸大の試験場での志願者は、合計で4476人だった。関係者によると、特に大きなトラブルはなかったという。<宋允原、本多真幸>
(写真:試験開始を待つ受験生。理学部試験場(六甲台第2キャンパス)で撮影。)
試験場では、新型コロナウイルスの感染対策として、会場入り口に消毒用アルコールが置かれたほか、誘導員がマスクとフェイスシールドを着用した。
(写真:マスクとフェイスシールドを着けた誘導員。理学部試験場で撮影)
15日午前、平年より朝の気温が寒い中、厚いダウンジャンパーを羽織った受験生らは、やや上気した表情で試験場に足を運んだ。 水筒やカイロを手にした生徒も目についた。
(写真;試験場に入る受験生。法・経済・経営学部試験場(六甲台第一キャンパス)で撮影)
灘高校3年生の小林さんは「前もって試験場の雰囲気を把握したくて早めに家から出てきた」とし、「コロナ下でモチベーションを維持するのが大変だったが、何とか乗りきることが出来ました。3年間勉強を頑張ってきた分、良い結果がでたらいいですね」と話した。
受験する子供を見守る親の姿もあった。長女の見送りに来たという清水さんは「娘は本番に弱いため、すごく心配だ。私もすごく緊張している」と話し、見送った後も長い間学校から離れなかった。
今回の共通テストでは、2日目朝の津波警報により岩手県立大学(岩手県滝沢市)で予定されていた試験が中止になり、1月30日の再試験実施が決定されるということがあった。
了
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