3月19日に放送されたフジテレビの『土曜プレミアム・ハモネプ!青春アカペラ大学日本一決定戦!熱き戦いに感動の嵐!』に、神戸大のアカペラサークルGhannaGhannaに所属するグループ「アダムス」が出場し、応募総数75大学132組中5位となった。<笠本菜々美>
(画像:「アダムス」のメンバー。同グループTwitterより)
『ハモネプ!青春アカペラ大学日本一決定戦!』(通称「ハモネプ」)は、全国の大学生グループがヒット曲をアカペラにアレンジして歌い、審査員やゲストの採点で日本一のグループを決める番組。2022年は75大学132組のグループが応募した。テレビで放送される全国大会には12組が出場し、さらに予選を勝ち抜いた5組が決勝に進出する。神戸大は、「ハモネプ」の全国大会で最多優勝数を誇る強豪校だという。
▽アダムス出演の『土曜プレミアム・ハモネプ!青春アカペラ大学日本一決定戦!熱き戦いに感動の嵐!』の視聴はこちらから(視聴無料)
「アダムス」は、リードボーカル担当の「もっくん」さんがOfficial髭男dismの歌声に似ていることで評判。予選ではOfficial髭男dismの『Cry Baby』を披露した。やや硬い表情がありながらも、メンバー全員が厚みのあるきれいなハーモニーを響かせた。
歌唱後、緊張しなかったかと審査員に尋ねられると、もっくんさんは「めちゃくちゃ緊張しました」と答えた。また、ゲストから「『髭男』そっくり」、「声だけで厚みを出せていて度肝を抜かれた」と評価されると、メンバーは明るい表情を見せた。パフォーマンスは、ハーモニー、ボーカル、アレンジ、テクニック、リズムの5項目が各100点で採点される。アダムスは全項目で90点以上を叩き出し、459点という成績で堂々の決勝進出を決めた。
そして、決勝でも同じくOfficial髭男dismの『宿命』を歌った。パフォーマンス直前には「もっくん」さんが「あとはこの6人で楽しんで歌うだけ」とコメントし、主にハモリパートを歌うコーラス担当の「やまちゃー」さんは「大学生活の全てをここにぶつけようかなと思います」と意気込んだ。アダムスのメンバーは、『宿命』の元気が出るような曲調に合わせ、いきいきとした表情で歌い上げた。
歌唱後、「もっくん」さんは「1回戦目より8倍くらい声出てました」と達成感を見せた。ゲストも、「歌い始めの『心臓から』からぞわーっときた」「安定感がある」とアダムスの歌声を評価した。
優勝したのは、予選・決勝共に曲調をワルツ風にするなど、アレンジを利かせたパフォーマンスを見せた横浜国立大学の「夜にワルツ」。神戸大アダムスは決勝では5位という結果になったが、聴く人を元気にさせるような、明るいハーモニーを届けた。ニュースネットの取材に対し、メンバーらは、ハモネプを終えて「とても楽しかったです。一生に一度の経験ができました。」とコメントした。アダムスのメンバーの歌唱や、アダムスが所属する神戸大のアカペラサークルGhannaGhannaの演奏は、YouTubeでも聴くことができる。
▽神戸大アカペラサークルGhannaGhannaのYouTubeチャンネル
=https://www.youtube.com/c/GhannaGhanna/videos
▽アダムスのもっくんさん、ややさんのYouTubeチャンネル
=https://www.youtube.com/channel/UC112f30cKSV4Ns3s5vn4sWg
了
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